35年前、両親が夢だったペンションを開業し、自分はここで育ちました。大学時代からこの地を離れ、都会で仕事をしていましたが、家族と共にUターンで3年前に戻ってきました。
父が2008年に始めた「白樺湖カヌースクール」を「八ヶ岳アドベンチャーツアーズ」と改名し、今はペンションとアクティビティ事業の両方を引き継いでいます。

「リトルグリーブ」は、水鳥のカイツブリの幼名。両親がこの地でペンションやることになったとき、夏に白樺湖に来た時には湖畔が賑やかな印象だったのに、秋に来るとひっそりとした印象があったそうで。そのとき母が湖にカイツブリがいるのを見つけて、「忙しい時に頑張って、ゆっくりしたときにのんびりするような生活をしたいなぁ」と思ったことから、この名前がついたそうです。
ペンションの場所として色々な高原を見に行く中で白樺湖に来て、「ここには湖が目の前にある！」ということがこの土地でやろうと思った決め手だったと聞きました。

夏はカヌー、冬はスキーと一年中アウトドアが楽しめる白樺湖は、子どもにとってものびのび過ごせる場所です。自分がそうだったように、子どもたちの成長にとっても素晴らしい場所だよなぁと思い、この地に戻ることを決めました。